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逆流性食道炎|仙台市宮城野区の内科・消化器科・胃腸科|癌・潰瘍

逆流性食道炎

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逆流性食道炎

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎とは、胃液など胃から食道の方へ逆流し、食道の粘膜が傷んで炎症を起こす病気です。
一般に高齢者や肥満した人に多くみられます。
主な症状は胸焼けですが、ほうっておくと慢性化して潰瘍に進行したり、まれに癌になることもあるといわれています。

逆流性食道炎の治療は?
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃液の酸が逆流することが原因なので、胃液中の酸を抑えるH2ブロッカーなどの薬が有効です。
ただ薬の効果は服用の仕方によって違ってくるので、飲み忘れ、飲み間違いのないよう、正しく服用することが大切です。
また逆流性食道炎は再発することが多いため、症状が治まったからといって自分で勝手に服用をやめてしまうことは大変危険です。
医師や薬剤師の指示にしたがって、きちんと服用しましょう。

 

院長コメント

pHモニター所見

患者様の約半数は難治性の胃腸症状を有し、その半数以上が胃食道逆流関連の症状を訴えておられます。そういった患者様に内視鏡検査をすると30%程度にロサンゼルス分類のグレードA程度の病変はみつかるのですが、非常に軽度でほとんどの方は、炎症の乏しい胃食道逆流症なのです。

ある中年女性の例ですが、胸部の違和感と背部痛があり、循環器科で心臓のカテーテル検査までしたけれども異常がなく、消化器内視鏡でも病変がみられないということで膵臓炎の治療と精神安定剤の投与を受けておられました。それでも治らないと来院されたのですが、その患者様に経鼻内視鏡検査をしたところ、咽喉頭に炎症がみられたのです。

※画像をクリックすると拡大されます。

胃食道逆流症の患者様では、咽喉頭異常感を訴えるケースが多く、咽喉頭の所見は重要です。

また咽喉頭粘膜は食道と同じ扁平上皮なのですが、弱い酸の逆流でも容易に障害を起こすことがわかっています。
これは当院と耳鼻科(社会保険病院)との共同研究の成績ですが咽喉頭に病変のある患者様に24時間pHモニタリングを実施した結果、全例にpH6以下の酸の逆流が生じていました。
酸をpH6以上に強力に抑制するには、H2ブロッカーでは困難で、PPIが最も効果的な治療法だと考えています。